不動産投資ローンとは、投資用の不動産を買うためのローンです。これには、利点もあれば難点もあります。まず、不動産投資ローンの利点は二つです。一つ目は、「レバレッジをかけられる」。レバレッジとは、「てこ」のことです。このローンを利用すれば、自己資金を上回る投資用不動産を買うことができます。つまり、てこの原理のように、少ない力(資金)で大きな物を動かせる(利益を得られる)ということです。二つ目は、「迅速な投資ができる」。自己資金だけで投資用不動産を買おうと思ったら、かなりの時間をかけなければなりません。しかし、このローンを利用すれば、お金が貯まるのを待つ必要がないので、よい物件があればすぐに買うことができます。一方、不動産投資ローンの難点は三つあります。一つ目は、「空室のリスクがある」。ローンの返済の原資は、基本的に家賃収入です。しかし、空室があると家賃収入は減ってしまいますが、返済はきっちり行わなければなりません。二つ目は、「売る時期によっては、残債が発生するおそれがある」。仮に物件を売らざるをえなくなった場合、買って間もない時期だと、ローンの残債より売り値のほうが低くなってしまうことがあります。手持ちの資金がなければ、抵当権が外せないので、最悪売ることもできなくなります。三つ目は、「債務整理のリスクがある」。どうしてもローンを返せなくなったら、自己破産などの債務整理を行わなければならなくなることもあります。